砂糖の多い食習慣がもたらす体の不調とは?

健康志向の一環として減塩が広く取り入れられています。 確かに健康面で減塩は大事なことなのですが、それよりも「減糖」の方がよっぽど大事だと思います。 砂糖の摂りすぎはヒトの健康面に悪影響だけでなく、精神面でも悪影響なのです。

砂糖過多がヒトの体に及ぼす影響は肥満だけじゃない

砂糖は酸性食品なので、摂取し過ぎると体液を中和するためにヒトの体はカルシウムを切り崩します。 その結果、体はカルシウム不足を招き、ミネラルのバランスが崩れます。 これは精神的にも悪影響で、精神不安や落ち着かない状態を引き起こします。 砂糖を摂取すると、脳内で幸せホルモン(セロトニンという神経伝達物質のこと)が分泌されて、いったんは幸せ感や満足感で満たされます。 しかし、摂取し過ぎてしまうと中毒症状を引き起こので要注意です。 専門家の中には、砂糖過多は体液をも酸性にしてしまうため、体臭がきつくなると指摘する方もいます。 ある健康相談を開室している人の話しでは、相談に来た20代の男性が室内に入ってきたとき、「若いのに体臭がきついな」と思ったそうです。 相談を受けていくうちに、この男性が砂糖過多の食生活であることが分かりました。 それを聞いて、清涼飲料水を一切やめること、食事はコンビニを避けることをアドバイスしたところ、1ヶ月後には体臭が消えたそうです。

血流障害や血糖値の上昇

また砂糖は急激な血糖値の上昇を引き起こします。 この状態になると、交感神経が優位になった状態が長く続くことになるので、血流障害を招きます。 砂糖は赤血球をつなぎ合わせてしまう作用があるため、赤血球のサイズが大きくなり、血液が毛細血管の隅々まで運ばれなくなり血液が流れなくなります。 また、血糖値が急激に上昇すると、血中の糖濃度を下げようとしてインスリンが働き、糖を脂肪細胞に格納してしまうので肥満を招きます。 砂糖によって体に血液がめぐらなくなると、様々な不調が引き起こされます。 例えば、頭皮にも栄養がいかなくなるため頭髪は薄くなりますし、冷え性などにもなります。

自分の食事に砂糖がどれだけ入っているかを知ろう

日々の食事に含まれる砂糖を“見える化”すると、どれだけ自分が砂糖を多く摂取しているのかを知ることができます。 例えば茶碗一杯のごはんには角砂糖で見える化すると14個分、食パンは6.5個分、かつ丼一杯は29個分です。 ただでさえ、普段このように砂糖を摂っているのですから、清涼飲料水などを飲んでしまうとあっという間に砂糖過多になってしまうのです。