腸内フローラを元気にするとなぜ痩せることができるのか?

健康な体つくりが自然にダイエットにつながる。 今のダイエット法はどれも健康と関連づけられています。 最近では、腸がダイエットのカギを握っていると言われるようになり、腸の状態によって肥満になったり痩せたりするというのです。

腸内フローラって何?

TVや雑誌などで頻繁に「腸内フローラ」というワードが出てきますが、腸内フローラとは、腸内菌がお花畑(フローラ)のように色とりどりに広がっていることからそのように呼ばれるようになりました。 腸内フローラはいわゆる腸内細菌の集まりなわけですが、この腸内細菌は大まかに分けて3種のようです。
  1. 善玉菌・・・腸内で食べ物の消化を促進したり、ヒトの体にとって良い代謝物を生み出す菌
  2. 悪玉菌・・・腸内で未消化の食べ物を腐らせたり、ヒトの体にとって悪いガスを作り出すなどする菌
  3. 日和見菌・・・上記の善玉菌、悪玉菌のどちらにも属せず、優位になっている方に味方する菌
これらの腸内細菌がバランスの良い状態で共存しているのがベストな腸内環境であり、肥満になりにくいようです。

腸内フローラが作り出す短鎖脂肪酸に痩身効果がある

しかし、なぜ腸内フローラの状態が良いと肥満になりにくいのでしょうか? 理由は、腸内フローラの状態が良いと腸内菌が「短鎖脂肪酸」を作り出すからです。 短鎖脂肪酸は、今腸内菌の研究者たちの間で非常に注目されている脂肪酸です。 短鎖脂肪は、腸内菌によって作られた後、腸内にあるその他の栄養と同様に、腸壁から吸収され、血液を通して体のあちらこちらに運ばれます。 それが脂肪細胞に行き着くと、脂肪の燃焼を促進したり、脂肪の蓄積をセーブする働きをするそうです。 これにダイエット効果があるわけです。 ですので、腸内フローラの状態が良い人ほど肥満になりにくいとされています。 また、短鎖脂肪酸は肥満解消だけでなく、免疫の強化にもひとかいます。 短鎖脂肪酸は腸壁を強くしたり、修復したりする働きもあるため、病原菌やウィルスの侵入を防ぐ形になります。 食物アレルギーも未消化の食べ物が腸壁を通過し血管内で炎症を起こすことから起こるため、短鎖脂肪酸によって食物アレルギーを防げるとされています。